数年前の話しだ。予約のお客様が予約の時間を30分程遅刻して来店なさった。
そこで、私としてはプロの腕前を見せる絶好のスチュエーションとばかりに
全神経を込め、普段の鋏k裁きの二倍近いスピードを以て、普段通り会話もしながら、あくまでも落ち着き優雅に約30分の遅れんを取り戻すべく、手早い仕事を心掛け、お客様に満足のいく仕事をしたものだ。お客様自身も満足され店を後にされた
その翌日、そのお客様より電話があり、何度も怒らないでねと前置きされながら、「いつもより、時間が短かったんですが、手抜きされたんじゃないかと思ってね」と言われた。
そこで私はすかさず、彼に聞きました。「手抜きされたと思ったと言う事は、カットに何か、不備な点が有ったんですか？」と聞いたところ、カットに不備なところは、全くなかったんですが時間が短かかったから、手抜きしたんじゃないかと思った」と言うのです。
短い時間でやらなくちゃならなかった分けは、分かりますよね？と聞くと、「それは、お客に言う事じゃない」と考えられない理不尽な事を言うのだ。何と自分勝手な我儘なお客かと飽きれかえってしまったものだ。今、思い出してもストレスの極みで、怒りが込み上げてくる
その怒りをおさえた結果、顔面麻痺になり辛い思いをしたものだ。強い怒りはこれだけ身体に障ると実感したものだ
この理不尽な事を言ったお客様へのイメージは、生涯変わらないと思う。
こんな思いは二度としたくないと強く思ったものだ！